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私が夫の駐在に伴い、95年よりホーチミン市で暮らしていた頃、現地の日本婦人会というコミュニティに入っていました。そこで年に1度日本人商工会の方々と共にベトナムへの恩返しとして行なわれる「バザー」が あるのですがバザー収益金の寄付先視察としていくつかの病院を回った時に、通訳としていらしていたのが石井良佳さんでした。
良佳さんは、92年よりホーチミン市総合大学に留学、引き続き現地で日系総合商社に勤務する一方、学術調査や料理、美術などの取材の通訳・コーディネートをされていました。 97年に帰国するまでベトナム人家庭で暮らすという生活をなさっており、若いのに素晴らしいなととても感銘を受けたのを思い出します。
そんな良佳さんが文化、歴史などの説明と共に「衣」「食」「住」と3つのスタイルに分けて雑貨達を紹介されています。ですので逆に言うと雑貨を通してベトナムの人々の生活や文化、歴史に触れることができる一冊なのです。
本書の中で 「商品の多くはベトナム人の器用さ、粘り強さによって作られたものです。大国に挟まれながら、なおベトナムは独自のスタイルをもっています。それは「独立と自由ほど尊いものはない」というホーチミン氏の言葉が表すように、何千年ものあいだ大国のイデオロギーに挟まれながら、必死にしかしできる限り豊かに生きてきた長い歴史によるものなのです。(あとがきより引用)と あります。
きっと読み終えた後、ベトナムの雑貨たちをより愛しく感じることしょう。
またとにかく美しい写真が満載なので眺めているだけでも見応えがあります。
欲しくなる雑貨がたくさん出てきますよ!
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